短時間ドローイング①
みなさんこんにちは、Nflyerです。
今回は2時間ドローイングやったので、完成品から色々分析していきたいと思います。
その前に練習の意味を知っているとより効果が高まると思うので書いていきます。
この練習をやろうとした背景:
現状:一枚のイラストを完成させるのに時間がかかりすぎている。
→理由:2週間くらいかけて修正を繰り返さないと、いつもより下手な絵になってしまうのではないかと不安になっていた(「前のイラストを超えないといけない」と思っていた)
→弊害:絵に対するモチベーションの低下、目は肥えていくが手癖で全く描けるようにならない
→よって時間がよりかかるようになってしまう
→線画も色塗りも結局たくさん描かないと上手くならない、遅いとたくさん描けない、完成させた数が少なく特に塗りの経験値が全然たまっていない
→解決策:完成のハードルを下げてとにかくたくさん描く→時間を決めて短く描く
→なんとなく二時間と決めてドローイング
この練習による効果(予想):
短い時間で完成させなければならないため、無駄な手数が省かれていくと思われる。
→時間がかかるのにはかなり無駄な手数が含まれているはずで、そこを削ぐ。
絵の完成をたくさん経験する中で、絵作り自体が上手くなる。
→例えば①色々な構図を描くことになり、構図の引き出しが増えて面白味などをちゃんと意識できるようになる。②どこの塗り、描き込みをどうしたら魅力的な一手になるのか分かるようになる。③完成と反省を短いスパンで繰り返すことで、人体について自分が苦手なところや曖昧なところが分かるようになる。効果的な模写練習ができたりする。
ということで今回は2時間で、資料を集め始めて完成までさせました。
整えるとか全然できませんでした(*´Д`)
手も描けませんでした。
反省:
線画に関して
・ぱっと描けないところ、いつも苦手なところ
①前髪、後ろ髪など髪の量やバランス
②顔の角度と首と胸のラインと肩
③シャツの襟、カーディガンのしわ
④手
模写で練習する+短時間ドローイングでちゃんと意識する
横向いてるバストアップのイラストにも色々な角度がある。
フカン気味で上目遣いだったり、アオリ気味だったり。色々描いていく中で人体の理解が深まる。
・ポーズの引き出し少ない
何度か書き直した。資料をいくつか用意しても肩のラインや胸のラインなどがわからなくなり何度も資料が変わったりして描きなおしが多く時間をとられている。また、腕や手がどうなっているかの引き出しも少なく、何度も色々描きなおして時間がとられている。
・線画きたない
拡大していない状態で線を長く勢いよく引くことを意識してみる。
キャラのシルエットの線の太さ、内側の線の太さなどをできるだけ決めてしまう。どのペン使うかすら決まってないのどうにかする。
色
・思考停止で使える色を得たい。色を選ぶので時間かかったりする。先に好きな絵描きさんを選んで、こんな感じの色で塗ってみようとやってみる。だんだん好きな色が明確になってくるはず。
・彩度をゼロにした時(白黒時)の明度のバランスを自然に意識する。つまり光源の位置、強さを意識する。この明度がまとまっているとかなりまとまる。
全体の明部、暗部、中間色の配分のバランスを決めると、光の量、方向が決まる。
固有色自体の明度の差を意識したうえで、それぞれの部位で明度、中間、暗部の色を決める。
やるのが難しいので、これを色塗りするときに無意識レベルでささっとやれるようにまずは短い時間の中で意識してやっていく。
色は色相、彩度、明度の3つの変数を同時に考えるからすごく難しい。だが、彩度と色相を無視して明度という1次元のみを動かして考えると楽になる。その後に色相、彩度選ぶことで、感覚的に選ぶよりも良い色となる。
自分には色彩のセンスはないので、できるだけ感覚に頼らないで理論的に理由をもって色を選ばないと良い色は選べるようにならない。その方法を描きながら考えつつ、短い時間の中で繰り返すことで体得していきたい。
上に書いた明度のことは以前気づいたものの今回全く意識できていなかった。
背後から光が当たっているのか? とかろうじてわかる程度。次は白黒でもう少し映えるように。
塗り
目の塗り、髪の塗りくらいはスタンダートな手順をとりあえず一つ定めたい。
良いところ
顔に集中したところ。ちゃんと魅力高めるために重要なところに集中できた。
上記のこと全部は無理だと思うので、いくつか意識しつつ短時間ドローイングをどんどんやっていきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!(^^)!